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SDGsの取り組み
未来のために私たちができることを。
SDGs(エスディージーズ)とは、2015 年に国連総会において採択された
2016 年から2030 年までの国際目標「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)です。
持続可能な世界を実現するための17 のゴール・169 のターゲットから構成され、
地球上の誰一人として取り残されない(leave no one behind)ことを誓っています。
千趣会チャイルドケアは、企業理念に則りこのSDGs の目標達成に向けて取り組んでいます。
「子どもと子どもにかかわるすべての人を笑顔にする」という企業理念の元、保育事業を運営している法人として親の就労支援と、児童福祉法に則った福祉や教育の実践が貧困のない豊かな世界を実現できると考えます。
- 子どもの権利条約に則り子どもたちの人権を尊重した保育を行っています。また「子どもの最善の利益」を保障し、子どもが心身ともに健やかに成長し愛護されること、の児童福祉の原点を基盤とし、企業理念、保育理念を全職員とともに日々実践しております。今後もお預かりするお子様たちには、安全安心な環境で豊かな感性と健康な心身を育めるよう、一人一人に丁寧に寄り添って保育にあたるとともに、家庭との連携を密にした子育てをともに取り組んでいきます。
安全で栄養価の高い給食を提供するだけでなく、「食」の大切さについての学びや体験から、子どもたちの健やかな成長を促しています。
- 日々食べ物の大切さや命をいただくありがたさを子どもたちに伝え、給食の残食を減らす取り組みを給食委託業者と共に行っています。(12と共通)また園内の栽培活動で野菜を育てることで自分たちで食べ物を生み出し、おいしくいただくというという食育活動も行っています。
- 子どもたちに「正しい味、本物の味」を伝えるため「旬の国産食材」を取り入れたバランスの良い食事は、子どもたちの健やかな成長を支えています。
- 保育園の給食は和食中心でごはんとみそ汁を基本に献立をたてています。年間5560kg(12園合わせて)の米を食したり、国産素材、国内製造にこだわった給食委託業者と取り組むことで日本の農業を支援しています。
- 地域の農業者が生産したものを園でも取り入れたり、その農業者と共にお芋ほり活動等の栽培活動を行うなど地産地消にも取り組んでいます。
複数の施設運営により多くの子どもたちに良質な保育・教育の場を提供し、心身共に健やかに成長できるよう取り組んでいます。
- 国籍や障害の有無にかかわらず、さまざまな子どもを受け入れ、一人一人が心身ともに平等に健やかに成長できるように取り組んでいます。
- 外国籍の子どもの食事に関しては英語の「食材摂取表」を取り入れ、保護者やご家庭また一人一人の子どもたちの健康に配慮した給食を提供しています。
- 施設の徹底した衛生管理と良質な食事の提供、運動による体力づくりといった安全安心な保育を提供し、子どもの健全な精神を育成しています。
- 子育て家庭に向けて、保育園の持つ保育や栄養などの知識や技術を積極的に発信し保護者や家庭への子育て支援を心掛けています。
持続可能な社会の実現とその担い手の育成のために、子どもたちには必要な知識と質の高い保育と教育を提供し、乳幼児期、学童期の健全な発達をサポートしています。
- 当園の子どもたちは「異年齢保育」を通して、色々な経験や葛藤を繰り返しながら生活の知恵を獲得し、それとともに他者と共感する楽しさを味わい、やりたい気持ち、不思議に思う気持ち、一つのことを探求していくことなど、時間を忘れて、没頭できる環境の中で、豊かな想像力や創造性を培っています。
- 質の高い保育・教育を目指す上で、法人が目指す教育視点に立てるように全ての職員が経験年数に応じて、計画的に外部研修や法人研修で学び、その学びを日々の保育・教育に生かしています。
- 子どもたち自らが「〇〇がしたい」と自主的に主体的に考え行動する力を育み、一度決めたことをあきらめずに継続ができるよう保育者が子どもたち一人一人に寄り添い「非認知能力の確立」を目指しています。
すべての人がジェンダーを理由に差別や偏見を持たれることのない世界の実現のため、日々の保育の中で一人一人の主体性と多様性を認める意識を醸成しています。
- 日々の保育の中で、男の子は〇〇、女の子は〇色等、性別や年齢差による子どもへの価値観を固定する概念にとらわれたアプローチは行わず、子どもたちには主体性の尊重と性差を超えた多様性を積極的に認めています。
- 男の子は〇〇遊び女の子は〇〇作り等、子どもたちの遊びや活動を性別や年齢で決めつけることは行っていません。子どもの遊びが発展するよう保育士は誘ったり、うまくいかないまたは遊びこめない場合等は誘導したり、大人の決めつけで子どもに一方的に玩具を提供するのではなく、コーナー保育を設定し、子ども一人一人がそれぞれの興味関心におき自主的に遊びを選び、保育者はその発達を見守る子ども主体の保育を実践しています。この取り組みが子ども一人一人の将来において備わるべき多様性を認識した価値観を育成することにつながると考えています。
- 男女の固定観念にとらわれず、施設環境においても中間色を意識した心地よい施設づくりを行っています。
- 男性保育士も活躍しており、女性保育士ともに年代や性差を問わず社会を構成する人的環境を保育環境にても整備しています。
すべての人の働く権利を守り、安全安心な働きがいのある職場環境作りを進めていきます。
- 子育てや介護のための時短勤務や、看護休暇や介護休暇も必要な時に取得することができます。
- 仕事とプライベートを尊重したワークライフバランスを保ちます。
- ブランク・実務経験の有無にとらわれず、新卒から幅の広い年齢層を積極的に採用し、法人内・外部研修の機会を多く設け、やりがいやスキルアップをサポートしています。
- 育児休暇(最大2歳まで)取得率は100%、他に産前産後休暇、育児短時間勤務制度等もあり、出産後も安心して育児と仕事の両立ができます。また長く仕事が続けられるよう、雇用形態を変更したり、ライフスタイルの変化に応じた働き方を選択する事ができます。
施設に関わるすべての人に対して、年齢、性別、障害、人種、民族、宗教、出自、あるいは経済的地位その他の状況に関係なく平等に関わっています。
- 3歳以上児は異年齢保育を取り入れ、年長児は年下の子どものお世話などを通して、人へのいたわりや思いやりを学び、自信を持ち、また年少・年中児は年長児にあこがれ、成長と発達が促され、小さな社会集団の中で年齢を超えた互いの個々を尊重し多様性を認め合う活動を行っています。
- 国籍や障害の有無にかかわらず、さまざまな子どもを受け入れ、平等に保育を行っています。子どもたちは子どもたち同士で自発的に助け合い、いたわりあう気持ちを集団生活で身に着けます。また、保育士は特に2歳未満児までのこどもと丁寧な関わりを行うことで、保育士との愛着関係を築き、「自己肯定感」を感じられるよう促しています。
- 地域子育て支援拠点事業において「パパと子どものふれあい講座」等の講座を設け、父親や祖父母など年齢や性別を超えた子育てにかかわるすべての方の育児参加への推進を行っています。
持続可能なまちや社会を育成するため、安全で住みやすい福祉サービスを提供できる施設づくりと、災害に強いまちづくりへ貢献しています。
- 保育園でお預かりするご家庭だけでなく、地域の子育て家庭への支援や、親と共に考え子どもを育てていく姿勢を大切にしています。子どもの成長と親としての子育ての喜びや幸せを共に感じられるように寄り添い、地域全体で子育て家庭を見守っています。
- 町内会の納涼会や運動会等、地域活動に積極的に参加し、職員も子どもも地域住民とのつながりを深めています。また、町内の夜警活動にも参加し、日ごろから「見守りあえる関係」を積極的に作っています。
- 災害時においては保育園が地域含めた避難所になり、災害備蓄品の提供や保育士、栄養士などが専門性をもった支援をします。(13と共通)
- 地域に向けて子育て支援事業や子育て講座を行い、子育て家庭へ開かれた施設づくりを行っています。
エネルギーや水や食材を「つかう責任」を自覚し、日々の生活の中で持続可能な取り組みを実践しています。
- 給食の残食を減らす取り組みを給食委託業者と共に行っています。喫食数に応じて、適正発注・調理を行い、無駄がないように取り組んでいます。
- 地域などから寄付していただいた玩具・絵本・衣服も各園で受け入れ、子どもたちが大切に使用・リユースしています。
- 廃材(牛乳パックや新聞紙等)を使用した手作り玩具を作成したり、梱包資材等を保育備品として活用したり、各クラスの保育で長く使うリサイクルの工夫をしています。
- 地域の農業者が生産したものを園でも取り入れたり、その農業者と共にお芋ほり活動等の栽培活動を行うなど地産地消にも取り組んでいます。(2と共通)
気候変動による対策の整備と子どもたちに集中豪雨発生時、台風接近時など、気象と温暖化の関連性について知識を伝える取り組みを行っています。
- 災害時においては保育園が地域含めた避難所になり、災害備蓄品の提供や保育士、栄養士などが専門性をもった支援をします。(11と共通)
- ハザードマップを把握し、洪水避難計画も策定し訓練を実施しています。
- 気候変動による異常気象などに備え、環境省による「暑さ指数メール配信サービス」を利用し、指数に応じた行動施策を行っています。
- マチコミ(情報)配信サービスを利用し、保護者、職員に向けて急な気候変化等による送迎・出勤時の注意等を速報しています。
- 夏季に夕方園周辺において、打ち水を行い、気化熱の効果で通行する園の利用者や地域の方が気持ちよく歩行できるように工夫をしています。
- 「自然から学ぶ」を大切にし、園庭やテラス、近隣に畑がある施設では季節の野菜や草花を栽培したりしています。
虐待や差別・偏見のない平和で公平な社会の実現に取り組んでいます。
- 保育を通して子どもたち一人ひとりの気持ちを受けとめる環境をつくり、自由に表現する大切さやお互いを認め合うことを尊重しています。乳幼児期に自己肯定感を経験することで他者の存在を認識し、他者の持つさまざまな価値観を理解し、認め、受け入れることが差別や偏見のない多様性を尊重しあう社会につながると考えています。
- 虐待防止マニュアルを整備し、園内研修も行っています。子どもに対してあらゆる虐待を発見した場合は、保育園の責務として、必要機関と連携をとり、子どもたちの安全を守るために善処します。
- 平和と公正を社会にもたらすための児童福祉法、社会福祉法等、認可保育所の法令を順守し、必要な組織体制を整備し、開かれた透明性とガバナンスを強化しています。事業主としての「重点施策」を各施設にも共有し、各施設ごとの「重点施策」も定め、定期的に進捗管理と取組みを強化しています。
SDGsの17項目の目標を達成しようとする取り組みを通して、各施設の地域社会に貢献します。
- 各施設は外部の多様な機関(役所・支援センター・保健所・図書館・各学校・福祉事務所・NPO法人・小売店など)と連携し、施設を取り巻く地域全体が良い方向に迎えるよう活動します。地域を知り、国を知り、世界を知ることで、一人ひとりが責任を持った持続可能な社会への取組みが実現できると考えています。
- 法人としてSDGsの取り組みを「事業運営における重点施策」に取り入れるだけでなく、運営する各保育園と施設ごとが取り組む「年間の重点施策」においても計画的に取り組み策を3つ設定し、園・施設からの定期的な活動報告を行い取り組みを強化していきます。